カナダから日本へ電話をかける
カナダから日本へ電話をかける場合は、国際電話識別番号「011」、日本の国番号「81」、それから市外局番の0を除いたもの(東京なら3、大阪なら6、など)をダイヤルし、相手先の番号をダイヤルします。
例:カナダから東京 03-8123-4567に国際電話をかける場合。 011-81-3-8123-4567となります。
日本からカナダへ電話をかける
日本からカナダへ電話を掛ける場合は、利用する国際電話会社の番号、国際電話識別番号「010」、カナダの国番号「1」、続いて市外局番、それから相手先の番号をダイヤルします。
例:日本からカナダのバンクーバー 604-123-4567にKDDIを利用して国際電話をかける場合。 001-010-1-604-123-4567となります。
利用する国際電話会社により、001(KDDI)、0033(NTTコミュニケーションズ)、0061(ソフトバンクテレコム)、005345(au携帯)、009130(NTTドコモ携帯)、0046(ソフトバンク携帯)となります。
※ KDDI、NTTコミュニケーションズ、ソフトバンクテレコムでかける場合、「マイライン」の国際区分に登録済の場合は不要。
※ NTTドコモは事前登録が必要。auは010は不要。
Memo 1 「国際電話識別番号」と「国番号」
国際電話をかけるには、発信する国の「国際電話識別番号」、相手先の国の「国番号」、「市外局番」「相手先の電話番号」が必要となります。国際識別番号とは、電話する人がいる国で電話局に対し「今からかける電話は国際電話です」と通知する役割を担っています。カナダでの「国際電話識別番号」は「011」、日本での国際識別番号は「010」なので、カナダから国際電話をかける場合は、「011」を、日本から国際電話をかける場合は「010」をダイヤルするという訳です。
それに続く「国番号」は相手先の国を指定する役割を持った番号です。カナダの場合は「1」、日本の場合は「81」が割り当てられています。
まとめると、「国際電話識別番号(発信者が居る国)」+「国番号(相手がいる国)」+「市外局番」+「相手先の電話番号」となるわけです。日本では各社が国際電話のサービスを行っているので、日本から国際電話をかける場合は、これらの先頭に利用する国際電話の会社の番号をダイヤルする、というわけです。
Memo 2 日本へ国際電話をかける際に市外局番の「0」を省略する理由
海外から日本へ国際電話をかける際、相手先番号の市外局番の「0」を省略する理由は、日本国内への電話であると認識させる番号が「0」で始まる番号と定められているからです。
東京へかける場合は、東京の市外局番「03」の「0」を省いて「3」を、携帯電話の「080」「090」はそれぞれ「80」「90」となります。