美しいカナダの風景
面積約9,984,670平方キロメートル、日本の約27倍という広大な面積を持つカナダは、国土の約54パーセントを森林が占める国。西側にはカナディアンロッキー山脈が連なり、中央部から南西部にかけては広大なプレーリーが広がっています。ちなみにカナダの最高峰の山はユーコン準州にある標高5,959メートルのローガン山。一つの山としては世界で最も大きな山麓をもつともいわれる山であり、また北緯60度34分2秒という高緯度に位置しているために気象条件の厳しさでも知られています。1991年には、なんと、南極をのぞいた世界でもっとも寒い気温であるマイナス77.5度を記録したとか。
湖沼や川も多く、五大湖のうち、アメリカとの国境にもなっているスペリオル湖、ヒューロン湖、エリー湖、オンタリオ湖のほか、琵琶湖よりもはるかに大きな湖が、幾つも存在し、セントローレンス川やマッケンジー川をはじめ、アサバスカ川、ユーコン川、サスカチュワン川、フレーザー川、コロンビア川、ネルソン川、チャーチル川といった、日本最長の川である「信濃川」をはるかにしのぐ長大な川が流れています。海岸線の長さも桁違いの243,042キロメートル。これは世界第二位のノルウェーの海岸線長83,281キロメートルの3倍近い数字です。(ちなみに日本は29,751キロメートルで世界第6位。)
そんな、なにもかもが壮大で雄大なカナダでは、目にすることができる風景も圧倒的。日本ではあまりお目にかかれないようなスケール感の大きな自然風景がそこかしこに広がっているのです。また都市部の風景も、「バンクーバー」に代表されるように豊かな自然に彩られている場所が多く、ビルなどの人工物と天然の景観の融合が見事なスタイルで存在しています。
というわけで、今日は大自然に抱かれたカナダの素晴らしい風景を、都市部の美しい風景と合わせてお届けします。いつかは見てみたいカナダの絶景、美しいカナダの風景をご覧ください。